フリーランスになったり起業する理由は人それぞれだと思いますが、事業主なら一度は経験したことがあるでしょう。
「もし稼ぎがなくなったらどうしよう…」
ほぼ全員が通るこの道をどう自分でメンタルマネジメントするのか?について気になる方は参考にしてください。
もくじ
フリーランスが心得ておくべき心構え

これから増えていくであろうフリーランス。
でもまだまだフリーランスは「当たり前」というほどの浸透感はないですよね。あなたの周りも普通に働いている友達の方が多いはずです。
時には誰にも相談できないときもあるでしょう。
なのでそんな時のためにこの記事を読んでもらればと思って書きました。
①すべてうまくいくと思わないこと
誰しもがフリーランスになった初期段階というのは信頼なんて0(ゼロ)なワケです。
思い通りにやりたい仕事ばかりが取れるワケではないし、できるワケでもない。場合によってはクライアントさんからいきなり契約を切られることもあるでしょう。
場合によっては収入が下がることもあると思います。
でもそれがフリーランスです!
ここら辺は「ま、そんなもんなんだね。」と受け入れることが望ましいかと思います。
サラリーマンからすると「そんなリスキーな世界なの!?」と驚かれるかもしれませんが、もちろん安定させることはできます。
ただし、全ての契約がうまくいき100発100中なんて世界ではないですよ。
フリーランスは自分で仕事を”安定させていく”というマインドセットが大切です。
今では月収7桁を毎月キープしている『名もなきライター』さんという方も語っていますが、「あなたのコラムじゃないんだから」とクビになった経験が何度もあるとおっしゃってます。
サラリーマンにとって契約終了(クビ)は大事件でも、フリーランスをやっていると「まあ大体1年から2年程度の契約だよね」「突然切られることもあるよね」って感じで慣れてきます。
②改善する意識を持つこと
フリーランスとして生きていくなら自分のスキルアップを意識しながら生活していきましょう。
仕事を行なっていく中で「ここはもっと改善できるんじゃないか?」というポイントを改善しまくるのです。
そしてネット上から良いノウハウがあれば迷わず真似する!
ぶっちゃけこの方法だけでも収入を安定させられるくらいのスキルは身につきます。
心構えはまだまだあるのですが、キリがないので本題である『契約が途切れた時のためにやっておくべきこと』について解説していきます。
契約が途切れてもいいようにやっておくべきこと
まず結論からいうと下記の4つを押さえておけば比較的安心です。
②3ヵ月分の生活費は確保しておくこと
③生活のレベルを簡単にあげないこと
④収入源を複数持っておくこと
①最低限必要な生活費をしっておくこと(最重要)
これは起業する前でも、起業した後でもめちゃくちゃ大切なポイントです。
自分の最低限必要な生活費って具体的な金額を把握していますか??
これを把握しておくとかなり安心感が増えます。
家賃・・・・48,000円
光熱費・・・11,000円
通信費・・・7,000円
学費返済・・15,000円
食費・・・・15,000円
交際費・・・5,000円
雑費・・・・5,000円
税金類・・・免除申請
合計・・・・10万6,000円
ちなみにこれは僕が会社をやめた当初のリアルな数字です。今見るともっと減らせたと思います。
家に引きこもっていれば10万円で暮らせる。こういうことがわかっておけば、自分が最低いくら稼げば暮らしていけるのか?がわかります。
フリーランス収入でもそうですし、もし掛け持ちでアルバイトをするならアルバイトのシフトもコントロールしやすいです。
フリーランス収入で5万円、アルバイトで5万円だとします。
時給1,000円の場所で働けば、50時間でOK。深夜の居酒屋やコンビニで頑張れば1週間程度でサクッと稼げます。
最低ラインとしてこういうことがわかっていれば、「契約を切られたらどうしよう…」という不安にビクビクせずに仕事ができますよね。
起業してからもこの最低限の安心ラインがあると精神的に安定します。
②3ヵ月分の生活費は確保しておくこと
①で最低限の生活費がわかったら、「いくらあれば何ヶ月間なにもしなくても暮らせるか?」もわかってきます。
そうすると、人生を自由に変えやすくなります。
多くの人は「もっとお金があれば安心…」と思ってお金を求めるばかりに時間を単純労働に回してしまいがちですが、フリーランス初期に大切なのはお金ではなく『時間』です!
スキルがあればいくらでも稼げるようになるからです。
突然契約が切られても3ヶ月も自由な時間があれば、ランサーズやクラウドワークスで生計を立てられるくらいの仕事を受注することは簡単です。
③生活のレベルを簡単にあげないこと
フリーランスでよく聞く失敗が、稼げるようになってすぐに生活の水準をあげるパターンです。
一番よく聞く失敗は『引っ越し』です。
稼げるようになって、ちょっと良い家に引っ越してからいきなり契約を切られ、家賃を払えなくなった。という話をよく聞きます。
僕の知り合いの起業家さんも過去にこの失敗をやったことがあります。
特にフリーランスは社会的に信頼が低かったり、苦労していることが多いので稼げるようになると自分にご褒美をあげるために良い家に住んだりしてしまいがちです。
もちろん十分なストックと収入源があるならOKですが、行き過ぎな贅沢はNGです。
具体的には家賃の値段は収入の1/3以下にしておきましょう。
④収入源を複数持っておくこと
一つのクライアントさんに集中するのも大切ですが、慣れてきたら収入源は幅広く持っておきましょう。
例えばYoutubeで情報発信を始めたり、ブログで自分のスキルを教えるサイトを作ったり、SNSで自分の成果を報告したりしましょう。
最近ではnote.munなどの媒体を使ってファンに自分のスキルや知識を切り売りすることもできます。
ランサーズやクラウドワークスでメイン収入源を確保しつつ、その方法をSNSなどで発信して別の収入源を作るといった感じですね。
僕も今この構築をしているところなので、また別途で報告していきます。
ケースバイケースですが、フリーランスの成功ロールモデルとしては下記のようなルートが一般的かと思います。

オンラインサロンを開けるくらいのインフルエンサーになってくれば、他のインフルエンサーとコラボなんかも可能になってきます。
まずは『自分で契約はいくらでも取れる』という自信を持つこと!
「契約解除になったらどうしよう?」という不安についてですが、最悪お金がなくなっても日本では野垂れ死ぬことは100%ありません。
そこら中でアルバイトを募集しているし、生活保護や税金免除措置も受けられます。
なので安心して自分を磨き続けましょう!
クラウドワークスやランサーズでは行なった実績は残るので、コツコツやっていればクライアントさんからスカウトが来るようになります。
僕も過去には数日間で50件以上のスカウトが来たこともあります。

こうなってくると契約が切れてもまた次を見つけようという安心感が生まれます。
もちろん紹介した4つのポイントは無意識的に守れるようにしながら仕事をこなしていきましょう。
②3ヵ月分の生活費は確保しておくこと
③生活のレベルを簡単にあげないこと
④収入源を複数持っておくこと
クライアントさんを乗り換えず、継続的に仕事を循環させていくコツは下記の記事を参考にしてください▽
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