今回は、実績ゼロのライターが仕事をとる方法について紹介します。
ライターとして活動したいけど、応募できる案件が見つからない人は参考にしてください。
今回紹介する内容を知るだけでも、初心者ライターの群れから抜け出せる確率はグンっとあがるでしょう。
もくじ
「やりたい・できる」ではなく「頑張ればできそう」を探す
ライター経験がない人が「やりたい案件」や「できる案件」を探していると、なかなか仕事は見つかりません。
そもそもとして経験がないので、やりたい・できる案件を探していると、必然的に受けられる仕事の幅が狭くなっていくからです。
初心者ライターに大切なのは、「頑張ればできそう」な案件を探すことです。
ゲームで例えるなら、初心者ライターはレベル1です。
自分がレベル1のときに「やりたい・できそうな案件」を探すのは、レベル0のモンスターを探しているようなもの。
つまり、自分にもできそうな案件を探しているってことですね。
しかし、レベル0のモンスターはほとんどいません。
ライターとして稼ぐなら、レベル1のときにはレベル2〜5などの、頑張ればできそうな案件に思い切って応募することが大切です。
自分のレベルに合った案件を探すのではなく、案件のレベルに自分を合わせていく、というイメージです。
知識ゼロの分野にも応募する
初心者ライターによくある勘違いが、知識ゼロの案件には応募していはいけないという勘違いです。
特別な資格や経験を要求していない案件であれば、知識ゼロ・経験ゼロでも応募してOK。
これはめちゃくちゃ大切。
経験や実績を必須としていない案件なら、どんどん応募しましょう。
例えば、以下の案件の募集要項をチェックしてみましたが、特別な経験や資格は求められていませんでした。
このような案件は、知識・経験ゼロでも応募していいんです。
案件を受ければ、具体的にどんな記事を書けばいいかの指示がもらえます。
その指示をもとにしてリサーチ(情報収集)し、あとから知識をつければいいんですね。
ネット上で探せない知識はほぼありません。
記事の執筆に必要な知識はほぼ確実にあとから身につけられます。
なので初心者ライターに大切なのは、知識・経験をつける→案件を受ける、ではありません。
案件を受ける→必要な情報を収集して執筆する→知識・経験がつく、という流れです。
初心者ライターは知識・経験なんてそもそもないので、「知識・経験があるものの中から案件を選ぶ」という考え方はそもそも間違い。
多くの初心者ライターはここを勘違いし、応募できないでいるので、特別な資格や経験を要求していない案件は狙い目です。
積極的に応募してみてください。
時給換算で考えない
はじめてライターとして活動する人が時給換算していると絶対に続きません。
なぜなら、最初は時給換算すると割りに合わないことが多く、時給労働で働いたほうが楽だと感じるから。
時給労働だと、仕事をしてもしなくても、必ず一定のお金がもらえますからね。
フリーランスライターは『労働者』ではなく『自営業』です。
自営業は基本的に時給制ではなく、成果報酬型です。
おそらく9割以上の人は最初は『労働者』なので、時給換算してしまう気持ちもわかります。
最初のうちは時給換算すると、アルバイトをした方がマシなくらいしか稼げないかもしれません。
しかし、ライターとして本格的に稼ぎたいなら、時給換算はやめましょう。
繰り返しになりますがフリーランスライターは『労働者』ではなく『自営業』です。
スキルが上がれば報酬もあがり、作業に慣れれば1記事にかかる時間も短くなっていきます。
得意なジャンルであればスラスラとかけるようになるかもしれません。
時給労働は10働けば10の報酬がもらえます。
成果報酬は自分の能力次第で10の労働にたいして20でも30でも報酬をアップさせられる生き方なんですね。
時給換算脳から脱するための話は別の記事にするので、気になる方はそちらも参考にしてください。
【準備中】
お気に入り機能を活用する
「お!このクライアント良さそう!」というクライアントを見つけたら、お気に入り登録しておきましょう。
クラウドワークスやランサーズでは、お気に入り登録しておくと、そのクライアントが仕事の募集をはじめたときに通知がきます。
とくにタスク形式で簡単な仕事を募集しているクライアントは実績稼ぎにおすすめです。
例えば下記のようなクライアントは、誰でもできるタスクを頻繁に募集してくれるかもしれません。
お気に入り登録しておけば、募集人数が埋まるまえに参加できるでしょう。
1件あたりの報酬が低いタスクでも、10件やれば1,000円程度にはなるほか、ありがとうマークや実績が貯まっていきます。
実績やありがとうマークが貯まれば、勝手により単価の高い案件のスカウトが来るようになります。
短時間でできるタスクは数をこなす
どうしても案件が見つからない場合、選り好みせず、短時間でできるタスクはどんどんこなしてください。
感想・レビューや、口コミなど、できるものは片っ端からやっていきましょう。
前述のとおり、ライターにとって評価はとても大切です。
評価が高いライターになれば、クライアント側から仕事のスカウトをしてくれるようになります。
僕と同時期にライターとして活動し、今では僕より全然有名になっている「名もなきライター(本名:藤田幸子さん)」という名前の方がいます。
藤田さんは2014年から活動をはじめているらしいんですが、2022年時点はランサーズで稼いでる金額が約6,000万円です。
藤田さんがはじめて取り組んだのは「ハムスターの動画をとる:1件100円」というものだったらしんですね。
ちなみに僕も最初は「飲食店アルバイトのあるある:1件200円」とかをやっていました。
泥臭いかもしれませんが、こういう小さな積み重ねが1ヶ月、3ヶ月、半年、1年と積み重なれば、片手間でやっている人には真似のできない数の評価や実績になります。
タスクの数をこなすことは、「誰でもできるけど、ほとんどの人はやらないこと」です。
時間とともに他の人との差がつくので、真剣にライターとして稼ぎたいならぜひ実践してください。
まとめ:応募する側のリスクは基本的にゼロ
初心者ライターさんに知って欲しいのは、応募するライター側のリスクは基本的にゼロな点です。
応募してもお金がかかるわけではないし、断られてもお金がかかるわけでもない。
また別のクライアントに応募しても良い。
失敗してもOK。
成功したら報酬がもらえる。
減るもんなんて何もないんですね。
しかも、リアルの会社のように、企業のオフィスへ訪問する必要もない。
自宅からインターネットを介して、ポチポチと応募していくだけです。
最初は怖いかもしれませんが、積極的に案件には応募してみてください。
では今日はこれで。
コメントを残す