どうも、しんのすけです。
この記事では、影響力のある文章を書くためのコツについて紹介します。
今すぐ誰にでもできて、なおかつかなり効果がある方法です。
こんな人におすすめ
- 読まれる文章を書きたい
- 伝わる文章を書きたい
- 相手に影響力を与える文書を書きたい
すごくシンプルな内容ですが、意識するだけでも文章のクオリティはガラッと変わるはずです。
文章だけではなく、日常的な会話に応用できてコミュニケーションの役にも立つので参考にしてください。
もくじ
結論:相手の感情・反応を決めておく
結論からいうと、文章を書く前に、相手がその文章を読み終えたときの反応を決めておくことが大切です。
文章を書く前に自分が何を考えているかって意識したことありますか?
実は面白いことに、文章って書く前に自分が抱いていることが、文章にそのまま反映されてしまうんですよ。
例えば「金が欲しい!だからこのページから商品を買って欲しい」と思って書いた文章は、”モノを売りつけたい”という雰囲気が出ます。
反対に「笑って欲しい」と思って書いた文章は、ユーモアが溢れる文章になります。
もちろん僕がライターになる前は、こんなことは全然知りませんでした。
なので、少し恥ずかしいですが、僕の初期の文章って「知識自慢の文章」になってたんですよ。
読んだ本の知識や、自分が経験したことを良かれと思って書いてたのに「フフン、すごいだろ?」って感じの雰囲気になっていました。笑
つまり、読んだ相手の気持ちなんて全然考えずに、知識をひけらかす嫌な奴になっていたってことです。
自分の無意識の感情に気づく
あなたが誰かと会話するときって、無意識的に何かしらの感情を抱きながら喋っていると思います。
もし、嫌いな人だったら言葉もよそよそしく、トゲトゲしくなるだろうし、食事のお誘いなんかを受けても「断りたい」と思ってしまうかも。
そしてその自分が抱いているイメージや感情は、無意識的に言葉や文脈のなかに現れてしまいます。
好きな人とデートするときで考えてみてください。
好意を持っている人のデートするときなんか、「どうすれば楽しませるだろうか…嫌われたらどうしよう」なんてちょっとネガティブなことを考えることがあると思うんですよ。
こういう自分の無意識っていうのは、言葉の強弱や語彙、仕草などから相手の無意識に少なからず伝わってしまう。
じゃあどうすればいいのか?
それは相手が自分とデートすることをめちゃくちゃ喜んでいるという前提で会うことが大切なんです。
つまり、自分が考えている”前提となるイメージ”を事前に書き換えてしまうってことです。
「自信過剰かよ!」、「ナルシストじゃねーか!」って言われるかもしれませんが、自惚れろってわけではありません。
自分の感情を決める「マインドスクリプト」
心理テクニックの一つに「マインドスクリプト」という自己暗示があります。
簡単にいうと、事前に頭のなかで「絶対こうなる!」と唱える”心構え”みたいなもんです。
実はこのマインドスクリプト、前述のとおり自分自信が無意識的にやってるんですよね。
例えば好きな人と遊ぶ約束をしていて、待ち合わせ場所に向かう電車のなかで緊張していたとしましょう。
そのときにあなたがイメージしているのは”緊張してうまくはなせず、相手とぎこちない雰囲気になる”というものかもしれません。
では一旦目を閉じて。
そのネガティブなイメージを捨てて、次は好きな人と待ち合わせ場所で出会った時に相手が満面の笑みで迎えてくれるイメージします。
相手はあなたと話すのが楽しくてたまらないという様子。
ポジティブな想像をするだけで”心構え”が変わるのに気づくはずです。
これはデート以外でも使えます。
- 転職先の面接官が快く迎えてくれる
- 取引先の相手が笑顔で応じてくれる
- 初対面の人があなたを気に入ってくれる
人と会う前にポジティブなマインドスクリプトを意識的におこなうことで、実際に会った時の心境や相手の反応がポジティブに変わることに気づくはずです。
相手の反応は自分の感情が影響する
では、なぜマインドスクリプトは効果を発揮するのでしょうか。
積極的に取り入れている僕の経験上、これはオカルト的な話ではなく、自分がこのマインドスクリプトに多大な影響を受けるからだと実感しています。
例えば、好きな人と会う時に「相手は自分のことが好きで、一緒にいることが嬉しくてたまらない様子」というイメージをしておくだけで、自分の緊張がほぐれるし相手に会う時の表情も柔らかくなる。
逆に、「相手がつまらなそうにしていたらどうしよう…。」というイメージのまま会ってしまうと、相手にその緊張は伝わるし、自分の顔もどこか不安そう。
楽しませようと空回りしてしまうかもしれない。
つまり、マインドスクリプトは相手の心を動かす術とかではなく、イメージを書き換えることで自分自身の内面の感情をポジティブにし、それによって”結果的に相手の感情に影響を与える”ってことです。
相手も人間なので、目の前の人の感情や表情に影響されるんですよね。
文章を読み終えた相手の感情・反応は?
話を戻すと、文章を書く時にも同じことがいえます。
例えば、僕はこういう系の記事を書く時は「なるほど!そういうことか!!!!」と相手がスマホやPCのまでフムフムと頷いているところを想像しながら書いています。
もちろん100%の人がそうなるってわけではないと思いますが、もし「おれ、こんなこと知ってるぜ?すげーだろ?」って感じで文章を書いたらもっと嫌味な雰囲気になっているはず。笑
僕はライターとして「相手を心理テクニックで操ってモノを売りつけたい文章」を嫌というほどみてきたし、僕自身もそうなった経験があるから、文章を書く前の心構えがどれだけ大切なのかが身に染みてわかります。
もし、自分の文章に違和感があったり、思うような結果が得られないとき、まずは文章ではなく書く前の自分の心構えを見直してみてください。
心構えが文章の雰囲気や方向性を決める
文章を書く前に、自分が書いた文章を読み終えた人の感情や反応をイメージしてください。
笑っている、驚いている、納得している、感動している。
はじめに相手の感情・反応を決めておくことで、最終的に出来上がる文章はそのイメージに影響されます。
望む結果を得たいのであれば、文章を書く前の心構えを意識的に変えておきましょう。
では今日はこれで。
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